WCT第4戦クイックシルバーフィジープロがスタート!
2003-05-26 更新
2003'WCT第4戦となるクイックシルバーフィジープロは、現地時間25日、タバルア/クラウドブレイクにて、3~4ftのクリーンなコンディションでトライアルからスタートしました。第3戦で優勝を飾ったケリーは、タヒチでの怪我が思ったよりも酷く棄権する事になり、トライアルは3つの枠をかけて戦われました。今年からクイックシルバー・インターナショナルのライダーとなった大野修聖もそのトライアルに参戦。ファイナルまで勝ち進み、残り数分まで善戦しましたが、僅か1ポイントの差で4位となり、残念ながら本戦へ進む事は出来ませんでした。
トライアル後に行われたRound1では、オッキーやディーン・モリソンが現地に到着しないというハプニングが!?その2人は敗者復活Roundへという事になりましたが、前夜になんとか到着したルーク・イーガンは、さすが2002'ワールドランキングNo3という実力を見せ、余裕の1位通過を果たしました。
そして現地時間26日は若干サイズアップ!ロングチューブもある4~5ftのクリーンコンディションでRound1 Heat8が再開されました。この日のオープニングに登場したのは、ワールドチャンプのアンディーと同じHeatにパット・オコーネル、そしてワイルドカードで出場したトム・キャロルでしたが、好調を維持するアンディーは、その2人を寄付けず、1位でRound3へ。試合後のアンディーは「いつもビデオを見て憧れていたトム・キャロルと同じラインナップにいれただけで嬉しいよ。ポイントではリードしていたから、トム・キャロルとのサーフィンも楽しむ事が出来た。タバルアは好きだし次のHeatに集中するよ。ただ、もう少しサイズが欲しいね!」と余裕のコメントを残しました。その他、Round1では、今大会のディフェンディングチャンプであるマイケル・ロウの他、トロイ・ブルックス、ホブグッド兄弟などが1位でRound3へ進んでいます。
またRound2-Heat1では、アンディーに敗れたトム・キャロルが2002'ワールドランキングNo2のジョエル・パーキンソンと対戦。Heat中盤までトム・キャロルがリードしていたものの、痛めていた傷が悪化し途中で棄権。パーコも板を折るハプニングで諦めかけていましたが、ジェットスキーでラインナップに戻る際にトム・キャロルの棄権を聞き、気持ちを切り替えなんとか逆転に成功。Round3へ敗者復活を果たしています。
尚、この日はRound2-Heat5までが終了し、到着の遅れたディーン・モリソンは、ティム・カランを下しましたが、オッキーはHeat4でボウ・エマートンに敗れています。その他では、ミック・ファニング、タジ・バロウがRound3へ駒を進めました。
今回は以上です。それでは続報をお楽しみに!

