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ケリー、3年ぶりの優勝!

2003-05-19 更新
2003'WCT第3戦ビラボンプロ・チョープー・タヒチは、ケリー・スレーターが3年ぶりとなる優勝で幕を閉じました。


WCTでは2000年にこの大会を制して以来、フルタイムでコンペティションへ復帰した昨年からは初優勝となります。ケリーはこの勝利により2003'のレイティングでアンディーに並びトップにたっています。


クオーターファイナルから再開されたファイナルデーも8ftのパーフェクトバレルが形成されるグッドコンディション!heat2に登場したケリーは、コリー・ロペスに終始heatをリードされる展開でしたが、残り3分で9.77ポイントのチューブライドで逆転。僅差でセミファイナルに駒を進めました。


セミファイナルでケリーは、WCTのニューカマー、ダニロ・コスタと対戦。ここまで、オッキーやディーン・モリソン、カラニ・ロブなどのビッグネームを破ってきたダニロ・コスタですが、パーフェクトとなる10ポイントや、9ポイント台を連発するケリーには及ばず敗退となりました。


そしてファイナルではタジ・バロウと対戦しましたが、セミファイナルからストークしているケリーは、かなりレイトなテイクオフからのチューブメイク、ロングバレルからのカットバックなど、キレまくったサーフィンで、ファイナル唯一のパーフェクト10ポイントも獲得し、この大会は幕を下ろしました。


試合後のインタビューでケリーは「今はちょっと感動しちゃってるね。ちょうど3年ぶりの優勝だから興奮しているよ。今日はheatが進むにつれて調子が上がってきたんだけど、セミファイナルの後は少しナーバスになってた。なぜなら、セミファイナルのスコアがあまりにも良かったから、大体いいスコアを出した後のheatは、スコアが落ちるものだから。でもファイナルで9.57を出した後、パーフェクト10ポイントのライディングはラッキーだったのかも!?タジをブロックしようとしてテイクオフした波に上手く乗れたからね。毎年一度はツアーで優勝してきたけど、ここ3年は一度も勝てなかった。そのことで周りが騒いだこともあったし、自分自身でも優勝が必要だった。もし1つだけどーしても勝ちたいイベントをピックアップしろ!と言われたら、ここかパイプラインだろうね。でも波からするとやっぱりここかな!」と優勝の喜びをかみしめていました。


結果は以下の通りです。

1st Kelly Slater(USA)

2nd Taj Burrow(Aus)

3rd Beau Emerton(Aus)

  Danilo Costa(Brz)

5th Kalani Robb(Haw)

  Cory Lopez(USA)

  Shane Dorian(Haw)

  Kieren Perrow(Aus)