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WCTリップカールカップ…ラウンド3終了!

2002-12-03 更新
ハワイのサンセットビーチで行なわれているWCTリップカールカップは、現地12/1にラウンド1、12/2にラウンド3まで終了しました。

まず、1日に再開したラウンド1は6-8ftのクリーンコンディションの中行なわれ、現在レイティングトップのアンディー・アイアンズ、そして去年ワイルドカードでこの大会を征したマイルス・パダカなどが1位でラウンド3へアップ。しかし、ワールドタイトルの可能性が残されていた現在レイティング2位のルーク・イーガン、3位のタジ・バロウ、4位のマイケル・ロウ1位通過出来ずにラウンド2を戦う事に。

そして、翌日2日はラウンド2からスタート! サイズアップ傾向の8-12ftで、時折スコールや風が吹きながらもフェースは意外と整ってバレルも出現していたこの日、ルーク・イーガンはファーストヒートでボー・エマートン、ワイルドカードのパンチョ・サリバン、先日負傷したディーン・モリソンを抑え1位でラウンド3へアップしました。対象的にタジはワイルドカードのブルース・アイアンズとミック・キャンベルに続く3位で敗退。マイケル・ロウもケリー・スレーター、パット・オコーネルに次いで3位となって、このラウンド2で敗退。2人ともワールドタイトルへの希望を絶たれ、このイベントから姿を消しました。

続いて行なわれたラウンド3では、ワールドタイトル最有力候補のアンディー・アイアンズがシェーン・パウエル、サニー・ガルシア、マイルス・パダカと対戦し、9.1ptのチューブライドを披露しながらも結果は2位でしたがクォーターファイナルへ進出を決めました。そのアンディーは「クォーターへ勝ち上がれて嬉しいよ。あのヒートは皆にとって本当にハードなヒートだった。誰も俺のことはお構いなしって感じだったし、最後まで勝ち続けて行きたいね。」とコメントしていました。

その後、ルーク・イーガンはテイラー・ノックス、ブルース・アイアンズ、ボー・エマートンと対戦し、ラウンドアップしなければワールドタイトル獲得が不可能になるというプレッシャーの中バックハンドアタックを炸裂させ、見事1位でクォーターファイナルへ進みました。そのタイトルに関しては「ヒート中その事を時々考えたりしたけど、自分自身にアッパーカットを食らわしてヒートのことだけを考えるように言い聞かせたんだ。でも、タイトルが全てをエキサイティングにしているよ。ぜんぜんタイトルには近づいているとは言えないけど、望みをつなげられてストークしている。」と語っていました。この大会で、3位以上の成績でアンディーを上回らないとならないというプレッシャーの中で、どこまでルークは見せてくれるのでしょうか?

トリプルクラウン第1戦のハワイアンプロで3位となって、今年のWQSチャンプとなったジェイク・パターソンもこのラウンド3を通過。もし、トリプルクラウン第2戦でもあるこの大会で3位以内でフィニッシュすればトリプルクラウンチャンプへの可能性がグッと上がるだけあって、「トリプルクラウンを狙っていくよ。フィーリングも良いし、自信もある。」と語っていました。

その他には、ジョエル・パーキンソン、ミック・ファニング、シェーン・ドリアン、オッキー、ミック・キャンベルなどがクォーターファイナルへ進んでいます。

ワールドタイトルを狙う選手、トリプルクラウンを狙う選手、来年のWCT入りを目指す選手、全ての選手がそれぞれの目標へ向って戦っているこの大会…今後の情報もお届けしますのでお楽しみに!

リップカールカップ
ラウンド3
(1st,2nd→クォーターファイナル;3rd/4th=17位)
H2:
ジョエル・パーキンソン
(Aus)16.25;
リチャード・ロベット
(Aus)14.5;
グレッグ・エムズリー
(SAfr)8.1;
ギルヘルム・ハーディ
(Brz)3.7

H1:
ミック・ファニング
(Aus)12.0;
ネコ・パダラッツ
(Brz)10.05;
マズ・クィン
(NZ)8.6;
パット・オコーネル
(USA)7.3

H3:
リー・ウィンクラー
(Aus)11.9;
ピーターソン・ローザ
(Brz)8.25;
ダミアン・ホブグッド
(USA)7.15;
ラッセル・ウインター
(UK)6.0

H4:
シェーン・パウエル
(Aus)15.0;
アンディー・アイアンズ
(Haw)14.6;
サニー・ガルシア
(Haw)9.25;
マイルス・パダカ
(Haw)9.25

H5:
ルーク・イーガン
(Aus)12.5;
テイラー・ノックス
(USA)12.05;
ブルース・アイアンズ
(Haw)6.75;
ボー・エマートン
(Aus)5.6

H6:
シェーン・ドリアン
(Haw);
ルーク・ヒッチングス
(Aus);
ケリー・スレーター
(USA);
カラニ・ロブ
(Haw);

H7:
マイケル・キャンベル
(Aus)9.65;
マーク・オキルーポ
(Aus)8.9;
パウロ・モウラ
(Brz)7.8;
フラビオ・パダラッツ
(Brz)3.65

H8:
ジェイク・パターソン
(Aus)14.0;
ネイザン・ウェブスター
(Aus)11.7;
キーラン・ピロウ
(Aus)11.0;
レナン・ロシャ
(Brz)9.4

ラウンド2
(1st,2nd→ラウンド3;3rd/4th=33位,賞金US$3,000)
H1:
ルーク・イーガン
(Aus)14.0;
ボー・エマートン
(Aus)9.5;
パンチョ・サリバン
(Haw)7.55;
ディーン・モリソン
(Aus)6.25

H2:
ブルース・アイアンズ
(Haw)13.25;
マイケル・キャンベル
(Aus)9.45;
タジ・バロウ
(Aus)7.5;
ファビオ・ゴウベイア
(Brz)5.1
H3:
ケリー・スレーター
(USA)14.9;
パット・オコーネル
(USA)10.4;
マイケル・ロウ
(Aus)9.7;
マルセロ・ヌネス
(Brz)1.8

H4:
ピーターソン・ローザ
(Brz)15.5;
レナン・ロシャ
(Brz)12.35;
CJホブグッド
(USA)8.75;
ビクター・リバス
(Brz)4.6

H5:
ジョエル・パーキンソン
(Aus)14.55;
ルーク・ヒッチングス
(Aus)13.25;
ネイザン・ヘッジ
(Aus)12.9;
ロドリゴ・ドネレス
(Brz)10.75

H6:
ネイザン・ウェブスター
(Aus)13.15;
ダミアン・ホブグッド
(USA)10.5;
ダレン・オラファティー
(Aus)9.1;
ダニエル・ウイルス
(Aus)9.0

H7:
グレッグ・エムズリー
(SAfr)12.5;
パウロ・モウラ
(Brz)9.0;
コーリー・ロペス