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WCT第9戦… ラウンド1終了!

2002-10-11 更新
スペインのムンダッカで現地10/9からウエイティングに入っていたWCT第9戦のビラボンプロは、翌日10/10にスタート! ラウンド1とラウンド2のヒート2まで終了しました。

この日は、前日のスモールコンディションとは打って変わり、一晩で8-10ftまでサイズアップ! サイズは終日キープして、ロウタイドの時間帯は形のいいチューブも出現していたのですが、強いカレントとスコールのために難しいコンディションとなっていたようです。

その中で、オージーのボー・エマートンは、今大会初となる10ptのパーフェクトライドを披露! そして、ベスト2のトータルもこの日最高の17.75ptとして、リチャード・ロベットとマズ・クィンを破ってラウンド3へ勝ちあがりました。対戦相手がパーフェクトを出しても逆転できないほど差をつけて勝ったボーは、前回のフランスで自身の今年最高となる9位タイとなって現在上り調子。本人的には、現在35位のレイティングもこの調子で引き上げたい所でしょう。

レイティングと言えば、現在トップを行くアンディー・アイアンズ。アンディーは、テイラー・ノックスとローカルワイルドカードのダニ・ガルシアと対戦。バレルを狙って何度も倒されたアンディーでしたが、最後の2本で8.25ptと8.5ptを連続で叩き出して勝利し、ラウンド3へスキップしました。このヒートが始まった時はスコールが酷かったらしく、それは「波がブレイクしている所が全く見えなかった。」程だったとか。という事で、このヒートでは、良い波を掴むのにヒート開始から時間がかかったようです。

そして、1999年のこの大会で優勝を飾ったオッキーは、ケリー・スレーターとワイルドカードのミッキー・ピコンと対戦し、最初の1本で7.5ptをマークすると、そのままヒートをリード。最後の1本で7.0ptをスコアしてヒートを1位でフィニッシュし、ラウンド3へアップしました。終盤には長~いバレルに入って、抜けれなかったものの調子の良さをアピールしたオッキーでしたが、それとは反対にケリーはヒートに5分遅れて登場し、最後まで調子をつかめずに負けてしまいました。オッキーのリポートによると、「ケリーに何か起きたのか聞いたら、フランスからの道中で食事休憩をしてた時にヒートの時間を20分違えてた、って言ってた。ケリーがヒートに遅れて来るのを見たのは初めてじゃないけどね。」との事です。

ローカルワイルドカードで出場しているイケル・フエンテスは、ジェイク・パターソンとレイティング2位のルーク・イーガンと対戦。難しいコンディションの中、ローカルとしての地の利をフルに活かして得点を重ね、トップランカーの2人を押さえてラウンド3へ勝ちあがりました。ラウンド1では負けてしまったルークですが、その後行なわれたラウンド2のヒート1でワイルドカードのダニ・ガルシアを破ってラウンド3行きを決めています。また、ワールドチャンプのCJホブグッドもラウンド1でネイザン・ヘッジに敗れてラウンド2を戦いましたが、ワイルドカードのエネコ・アセロを下して、ラウンド3へアップしています。

その他に、レイティング4位のダニエル・ウイルスや、コーリー・ロペス、カラニ・ロブ、タジ・バロウ等もラウンド3へスキップし、それに加えて、ルーキーのリー・ウインクラーもレイティング7位のシェイ・ロペスと、パウロ・モウラを撃沈してラウンド3へ進みました。なお、出場予定だったディーン・モリソンは、家族の問題のために今大会の出場を辞退し、帰国しました。

ビラボンプロ
ムンダッカ2002
(1st→ラウンド3;2nd&3rd→ラウンド2)
H1:
リー・ウインクラー(Aus)
15.75;
シェイ・ロペス(USA)
11.35;
パウロ・モウラ(Brz)
3.0

H2:
カラニ・ロブ(Haw)
14.5;
フィル・マクドナルド(Aus)
12.25;
ギルヘルム・ハーディー(Brz)
10.65

H3:
コーリー・ロペス(USA)
14.35;
パット・オコーネル(USA)
9.1;
ダレン・オラファーティ(Aus)
6.5

H4:
シェーン・パウエル(Aus)
16.35;
ジョエル・パーキンソン(Aus)
15.05;
ビクター・リバス(Brz)
11.01

H5:
ダニエル・ウイルス(Aus)
9.5;
ロドリゴ・ドネレス(Brz)
6.15;
ディーン・モリソン(Aus)
辞退

H6:
マイケル・ロウ(Aus)
14.0;
マイケル・キャンベル(Aus)
6.1;
マルセロ・ヌネス(Brz)
3.85

H7:
マーク・オキルーポ(Aus)
14.5;
ケリー・スレーター(USA)
8.3;
ミッキー・ピコン(Fra)
7.5
H8:
アンディー・アイアンズ(Haw)
16.75;
テイラー・ノックス(USA)
12.65;
ダニ・ガルシア(Spn)
9.8

H9:
イケル・フエンテス(Spn)
12.5;
ルーク・イーガン(Aus)
10.75;
ジェイク・パターソン(Aus)
9.7

H10:
ネイザン・ヘッジ(Aus)
16.5;
CJホブグッド(USA)
15.0;
エネコ・アセロ(Spn)
11.9

H11:
ダミアン・ホブグッド(USA)
16.65;
シェーン・ドリアン(Haw)
8.15;
ラッセル・ウインター(UK)
5.65

H12:
ファビオ・ゴウベイア(Brz)
15.5;
ポール・キャニング(SAfr)
15.0;
ミック・ファニング(Aus)
10.25

H13:
タジ・バロウ(Aus)
14.6;
ネコ・パダラッツ(Brz)
9.0;
グレッグ・エムズリー(SAfr)
5.1

H14:
ルーク・ヒッチングス(Aus)
11.85;
ネイザン・ヘッジ(Aus)
9.15;
ピーターソン・ローザ(Brz)
6.8

H15:
レナン・ロシャ(Brz)
11.4;
フラビオ・パダラッツ(Brz)
11.35;
キーラン・ピロウ(Aus)
11.0

H16:
ボー・エマートン(Aus)
17.75;
マズ・クィン(NZ)
10.75;
リチャード・ロベット(Aus)
4.65

ラウンド2
(1st→ラウンド3;2nd=33rd,賞金US$3,000)
H1:
ルーク・イーガン(Aus)
9.5
def.
ダニ・ガルシア(Spn)
3.15

H2:
CJホブグッド(USA)
12.75
vs.
エネコ・アセロ(Spn)
9.75