WCT第7戦… ラウンド3へ
2002-09-23 更新
ポルトガルのフィゲイラプロは、現地9/22にメンズのラウンド3がスタートし、ヒート12まで終了しました。ここ数日スモールサイズが続いていた為に、会場をフィゲイラのメインビーチから北へ上がったMolho Norteへ移動して行なわれたこの日。サイズは2-3ftでしたが、地形がこちらの方が良かったので、ブレイクはまずまずだった様です。そんな中、現在レイティングトップのアンディー・アイアンズはネコ・バダラッツと当たり、序盤で9.5ptをマークしてヒートを優位に進めて勝利。第2戦・第3戦と2連勝飾ったあとに3戦連続でラウンド3敗退していただけに、アンディーにとってこの勝利は自信回復につながったでしょう。
そして、グレッグ・エムズリーとワールドチャンプのCJホブグッドの一戦は、CJが1本目で9.5ptのハイスコアをいきなりゲットしてリード。その後、6.5ptをマークして試合を決めました。CJは、「波がスローな時は、よく見せる為にモチベーションをキープして行かないとダメ。大げさに見せないとね。」と語っていました。
また、タジ・バロウはジェイク・パターソンと対戦。同じウエスタン・オーストラリア出身の2人はヒート中お互いに吠えまくっていたようですが、最初の1本で8.75ptを出したタジがペースを掴んで、その後ジェイクも8.0ptをマークしたんですがトータルでは及ばず、タジがラウンド4へ勝ちあがりました。
WCTルーキーのリー・ウインクラーはレイティング6位のシェイ・ロペスと当たり、困難なコンディションでもパワフルなバックハンドサーフィンを見せてシェイを撃沈。ファビオ・ゴウベイアもレイティング8位のコーリー・ロペスを破ってラウンド4へ勝ち上がり、ロペス兄弟はラウンド3で姿を消しました。
リチャード・ロベットはテイラー・ノックスを相手にこの日のベストシングルスコアとなる9.75ptをゲット。ベスト2ライドのトータル18.25ptをマークして、テイラーを大差でノックアウトしました。
また、ウィメンズは、9/20にラウンド3、9/21クォーターファイナルが終了し、ワールドチャンプのレイン・ビーチェリーとメガン・アブボ、メラニー・レッドマン・カー、ルーキーのサマンサ・コーニッシュがセミファイナルへ進んでいます。
フィゲイラプロ
Men's
ラウンド3
(1st→ラウンド4;敗者=17th+賞金US$4,000)
H1:
マイケル・ロウ(Aus)
12.0
def.
フラビオ・パダラッツ(Brz)
11.5
H2:
ダミアン・ホブグッド(USA)
15.75
def.
マイケル・キャンベル(Aus)
10.95
H3:
タジ・バロウ(Aus)
16.0
def.
ジェイク・パターソン(Aus)
14.5
H4:
CJホブグッド(USA)
16.0
def.
グレッグ・エムズリー(SAfr)
13.35
H5:
リー・ウインクラー(Aus)
15.75
def.
シェイ・ロペス(USA)
10.5
H6:
ジョエル・パーキンソン(Aus)
13.75
def.
シェーン・ドリアン(Haw)
10.0
H7:
リチャード・ロベット(Aus)
18.25
def.
テイラー・ノックス(USA)
13.75
H8:
アンディー・アイアンズ(Haw)
18.25
def.
ネコ・パダラッツ(Brz)
12.0
H9:
マーク・オキルーポ(Aus)
11.5
def.
マズ・クィン(NZ)
6.5
H10:
ネイザン・ヘッジ(Aus)
14.9
def.
キーラン・ピロウ(Aus)
14.0
H11:
ファビオ・ゴウベイア(Brz)
15.15
def.
コーリー・ロペス(USA)
12.65
H12:
カラニ・ロブ(Haw)
16.0
def.
パット・オコーネル(USA)
14.75
ラウンド3残りのヒート
H13:
ルーク・イーガン(Aus)
vs.
ギルヘルム・ハーディー(Brz)
H14:
ピーターソン・ローザ(Brz)
vs.
ディーン・モリソン(Aus)
H15:
ダニエル・ウイルス(Aus)
vs.
レナン・ロシャ(Brz)
H16:
ミック・ファニング(Aus)
vs.
シェーン・パウエル(Aus)
women's
セミファイナルの予定
(1st→ファイナル;敗者=3rd+賞金US$4,000)
SF1:
サマンサ・コーニッシュ(Aus)
vs.
メラニー・レッドマン・カー(Aus)
SF2:
レイン・ビーチェリー(Aus)
vs.
メガン・アブボ(Haw)

