WCT第7戦 3日目終了!
2002-09-20 更新
WCT第7戦、そしてヨーロッパレッグ初戦のフィゲイラプロは現地9/19に大会3日目が終了しました。波数の少ない2ftのスモールコンディションとなっていたこの日のキャバデロビーチ。朝は極端に潮が引いていた為にイベントは3時間ホールドされた後にスタートして、メンズのラウンド2の残りのヒートと、ウィメンズのラウンド2のヒート2まで消化しました。
このプアーなコンディションの中、フィル・マクドナルドと当たったパット・オコーネルはヒート序盤からリードして勝利。サーフボードの到着が遅れた為にラウンド1をミスしてラウンド2を戦ったパットでしたが、ルーザーズと言われるこのラウンド突破しました。前日6時間も運転してボードをゲットしたパットですが、自分のボードが無かったが為にヒートを延期してもらったので、コンディションが悪い状態で負けたフィルに申し訳なさそうで、「もちろん次のラウンドへ行けるのは嬉しいけど、相手が波をあまりつかめなかったからって言うと、そうでもないよ。特に、フィルは僕が自分のボードで出来るように、ヒートを後へずらすことを許してくれたからね。」と語っていました。
また、ギルヘルム・ハーディーもネイザン・ウェブスターを相手にヒートをリード。途中、ネイザンが2本良いスコアをゲットして逆転されましたが、直後にこの日のハイエストシングルスコアとなった8.5ptを叩き出してこのヒートを物にしました。さらに、ファビオ・ゴウベイアはラッセル・ウインターを、フラビオ・パダラッツはボー・エマートンをそれぞれ破ってラウンド3へ勝ちあがりました。
一方、ウィメンズはと言いますと、ケアラ・カナリーがルーキーのエイミー・ドナヒューとワイルドカードのパトリシア・ロペスを上回って1位でラウンド2を通過し、ケイト・スカラットもロシェール・バラードとマリー・ピエール・アブグラルを押さえて1位でルーザーズラウンドを突破しました。
とまぁ、コンディション的にはあまり良くなかったようですが、今後回復してくれる事に期待して続報を待ちましょう…。
フィゲイラプロ
Men
ラウンド2
(1st→ラウンド3/敗者=33位/賞金$3,000)
H12:
パット・オコーネル(USA)
13.75
def.
フィル・マクドナルド(Aus)
4.6
H14:
ギルヘルム・ハーディー(Brz)
14.75
def.
ネイザン・ウェブスター(Aus)
14.0
H15:
ファビオ・ゴウベイア(Brz)
15.65
def.
ラッセル・ウインター(UK)
14.75
H16:
フラビオ・パダラッツ(Brz)
15.9
def.
ボー・エマートン(Aus)
12.5
Women
ラウンド2
(1st&2nd→ラウンド3/3rd=17位/賞金$2,000)
H1:
ケアラ・カナリー(Haw)
14.75;
エイミー・ドナヒュー(Aus)
11.1;
パトリシア・ロペス(Port)
7.75
H2:
ケイト・スカラット(Aus)
13.5;
ロシェール・バラード(Haw)
11.9;
マリー・ピエール・アブグラル(Fra)
11.5

