カリッサ初優勝&ステファニー3X!
2009-11-30 更新

トライアルから出場していたハワイアンのカリッサ・ムーア(写真)がステファニー・ギルモア(AUS)、サリー・フィッツギボンズ(AUS)、アラーナ・ブランチャード(HAW)を抑えてワールドツアー初優勝を決めました!
「本当に光栄だわ。今は上手く表現する言葉が見つからない...。このイベントではファイナルに残ったのも初めて。みんな良いサーフィンをしていたし、ワールドタイトルを獲得したステファニーにはおめでとう!と言いたいわね」とカリッサ。
2007年のゴールドコーストではワイルドカードでの出場にも関わらず、2位に入って注目を集めていたカリッサ。17歳となった今年はWQSを転戦してトータル3位という好成績を上げており、来年のツアー入りが決定。ウィメンズのレベルを更に上げることは間違いないでしょう。
「ワールドツアーでの経験が凄い役に立っているのは確かね。ノースショアでのサーフィンは常にやりがいがあるし、ガールズ達のレベルも相当上がっているわ。全てのヒートが申し分なかった!」とコメント。
今イベントでは元ワールドツアーの選手でハワイアンサーファーの代表とも言えるパンチョ・サリヴァンが専属のコーチとなり、カリッサの支えになったそうです。ノースショアのブレイクの中でもクセのあるサンセットを制することが出来たのは、パンチョが影の立役者になったのも大きな理由の一つと言えるでしょう。
カリッサよりも一足先にツアーの一員となったサリー・フィッツギボンズ(AUS)はルーキーイヤーを順調に過ごしています。今イベントでは唯一のパーフェクト10をセミファイナルで叩き出し、ツアー最高成績となる2位に!
「あの波は最高だった!不安定で波数も少ないヒートだったから、スコアを稼げてファイナルに進めたのはハッピーだったわね」とサリーは話していました。
2007年に史上初のルーキーイヤーでのワールドタイトル獲得を成し遂げたステファニー・ギルモア(AUS)は2008年にタイトルを防衛。そして、今シーズンも初戦のゴールドコーストでの優勝からコンスタントに上位に食い込み、最終戦を待たずに3回目のタイトルを手に入れました。
今イベントは「Vans Triple Crown」のセカンドイベント。初戦の『Reef Hawaiian Pro』を制したカウアイ島出身の19歳、アラーナ・ブランチャード(HAW)がカレントリーダーで、最終戦はマウイ島のホノルアベイで行なわれる『Billabong Pro Maui』になります。
なお、同じサンセットビーチで開催中の「Vans Triple Crown」のメンズのセカンドイベント『O’Neill World Cup of Surfing』は28日にRound of 128、29日にRound of 96のH8までのスケジュールが消化。初戦を制したジョエル・センティオ(HAW)を始め、ジョシュ・カー(AUS)、クリス・デヴィッドソン(AUS)、シェーン・ベッシェン(USA)などのスター選手がラウンドアップ!来シーズンのツアー復帰が楽しみなアンディ・アイアンズ(HAW)も次にコマを進めています。Round of 64からはミック・ファニング(AUS)、ジョエル・パーキンソン(AUS)、テイラー・ノックス(USA)、ジョーディ・スミス(ZAF)、C.J&ダミアンのホブグッド兄弟(USA)などのシード選手が登場します。
興味がある方は公式サイトでライブ中継をチェック!
『Vans Triple Crown」』公式サイト
http://www.triplecrownofsurfing.com/(PC用)
『Gidget Pro』結果
1位 カリッサ・ムーア(HAW)
2位 サリー・フィッツギボンズ(AUS)
3位 ステファニー・ギルモア(AUS)
4位 アラーナ・ブランチャード(HAW)
photo: ASP Covered Images