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JPSAロングボード第5戦『ALL JAPAN PRO』終了!

2009-10-05 更新
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2009年のJPSAの締めくくりとなるロングボード第5戦『ALL JAPAN PRO』が10月3日(土)~4日(日)に開催。
予定されていた会場の千葉・太東は地形が崩れていたため、隣の志田下との間にある通称「キレメ」に移動し、男子・女子共にファイナルまでのスケジュールが進行。
グランドチャンピオンも決定しました!

前戦までのカレントリーダーは男子が森大騎、女子が割蛸ジュリ(写真)。男子はユージン・ティール、女子は植村未来に逆転でグランドチャンピオン獲得の可能性が残り、特に男子はファイナルまでその行方が分かりませんでした。

まず、行なわれた女子のファイナルは割蛸ジュリ、植村未来、小熊明美、大橋寛子の4人ヒート。
すでにポイント差から割蛸ジュリのグランドチャンピオンは決定しており、ファイナルでもノーズライディング&トップアクションを連発して主導権を握ります。実力的には割蛸ジュリに決して引けを取らない植村未来がその勢いにストップをかけるように追い上げてトータルスコアを並べますが、カウントバックの差で優勝は割蛸ジュリの手に渡りました。

男子のファイナリストは森大騎、ケコア・ウエムラ、ユージン・ティール、秋本祥平と全てトップシードの選手。誰が優勝しても不思議ではないハイレベルな戦いになりました。
序盤の拮抗状態から一歩抜け出したのは9.00をスコアしたケコア。5戦中1戦を欠場していたケコアにグランドチャンピオンのチャンスはありませんでしたが、世界で2位の実績を持つだけあってどんなコンディションでもハイスコアを出せるサーフィンは素晴らしいの一言。
後半はセットが入らなくなったこともあり、他の3人が逆転出来る場面は無く、トータル15.70のケコアが最終戦を制して2009年のJPSAは幕を閉じました。

2009年のグランドチャンピオンに輝いた森大騎、割蛸ジュリは共に平成生まれ。特に割蛸ジュリはまだ17歳の高校生。「イチゴ」のニックネームで、すでに世界にも飛び出しています。
若い二人の成長余地は無限大。世界を引っ張るサーファーになる可能性も秘めているでしょう。

JPSAロングボード第5戦
『ALL JAPAN PRO』結果
1位 ケコア・ウエムラ
2位 森大騎
3位 秋本祥平
4位 ユージン・ティール

女子
1位 割蛸ジュリ
2位 植村未来
3位 小熊明美
4位 大橋寛子

JPSAロングボード最終ランキング
1位 森大騎 7500pt
2位 ケコア・ウエムラ 7050pt
3位 ユージン・ティール 6675pt
4位 喜納元輝 5600pt
5位 宮内謙至 5050pt

女子
1位 割蛸ジュリ 7500pt
2位 植村未来 6925pt
3位 古市陽子 5750pt
4位 鈴木由貴 5650pt
5位 伊藤美夏 5125pt

ルーキー・オブ・ザ・イヤー
辻嶋司
割蛸ジュリ

日本プロサーフィン連盟(JPSA)