『夢屋ビラボンプロ田原』2日目リポート
2008-07-30 更新

早朝7時からのスタートでまず目立った動きをしていたのは、ヒート3に登場したギャビン・ベッシェン。見事なチューブライドを披露して8.67のハイスコアをメイク。ヒート終了間際には3.50のバックアップでダニエル・ジョーンズ(HAW)を逆転し、見事に1位通過。
2007年シーズンでリクオリファイを出来ずに今シーズンはWQSからやり直しているフィリップ・マクドナルド(AUS)も会場を沸かしていた一人。スタイリッシュなライディングで7pt台と6pt台をまとめ、トータル13.63ptで次のラウンドオブ96へコマを進めています。
その他にラウンドアップを果たした主な選手は、ユーリ・ソドレ(BRA)、ジャラッド・ハウス(AUS)、ジェイソン・シバタ(HAW)、パトリック・ビーベン(FRA)、スチュワート・ケネディー(AUS)、シエィ・ロペス(USA)、ギャビンの兄、シェーン・ベッシェン(USA)、昨年のこのイベントの覇者ゲイブ・クリング(USA)など。ゲイブは昨年のウィニングボードを持って来日しているとのこと。
日本人選手では、松岡慧斗、佐藤和也、林健太、渡辺将人、大野修聖、森哲太、田中樹、小川幸男が次に繋げています。
ちなみにこの日のベストスコア並びにベストアベレージヒートポイントの上位は全て外国人勢。やはり同じヒートで戦うと日本人選手とのスピードの差、レールの使い方の違い、試合運びの上手さなどの差があった印象。更にレベルが高いトップシードの選手達が登場するラウンドオブ96からはもっと差が広がって見えるかも知れません。
そのトップシードの選手を紹介するとカリフォルニアからは、『US Open』で優勝してWQSのカレントリーダーに立ったティム・カランの弟、ナサニエル・カランや、デーン、パトリック、ターナーのガダスカス3兄弟、ブレット・シンプソン。元ASPワールドツアー選手ではグレッグ・エムズリー、ショーン・キャンズデル、クリス・デヴィッドソン、ネイザン・ヘッジ、サニー・ガルシアなど。
日本人のシード選手では田嶋鉄兵、中村昭太、田中英義がクレジットされています。
31日(木)のファーストコールは早朝6時30分。ヒートスタートは7時の予定。
会場のロングビーチに来れない方は公式サイトでライブ中継をチェックしてみて下さい!
http://www.aspjapantour.com/live/2008/tahara/(PC用)
photo: ASP Covered Images