WCT第4戦終了!
2002-05-31 更新
フィジーのWCT第4戦、クイックシルバープロは現地5/31にクォーターファイナルとファイナルが行なわれ、フロリダ出身が3人を占めたセミファイナル以降の戦いを、唯一のオージー、マイケル・ロウが征しました!この日はまず8-10ftの「クラウドブレイク」でセミファイナルがスタート。
シェイと当たったCJは、序盤に3本のってヒートをリード。その後、シェイと一緒に10-12ftのセットに揉まれて、インサイドで捕まるアクシデントに見舞われながらも、さらに2本いいのに乗ったのですが、今度はフィンを失うアクシデント発生! ボード交換を強いられました。そうしている間にシェイが8.5ptをマークして逆転しそのままフィニッシュ! CJはここで敗退してしまいました。
潮が上げてきてコンディションに影響が出たために、このヒートの後に大会はホールドされ、協議の結果「レストラン」へ移動。そして、4-6ftのパーフェクトコンディションの中、マイケル・ロウとコーリー・ロペスのセミファイナルがスタートしました。ミック・ロウがマニューバ重視の作戦に出たのに対し、チューブライドを狙いすぎたコーリーはワイプアウトを続出。一方、ミックはこの大会のベスト3ウェイブトータル25.5ptをマーク! 「兄貴とファイナルに出れたらなぁと思うけど、しょうがない。」と残念そうなコーリーが敗退して、ファイナルはシェイ・ロペスとマイケル・ロウの戦いとなりました。
そのファイナルで、ミックは最初の1本で8.0ptをゲット! そして、ロングウォールの「レストラン」で切れたサーフィンをキープして、途中9.0ptをマーク。さらに、8.7ptを追加して、セミファイナルで記録したベストトータルを上回る、トータル25.7ptでシェイを撃墜! 1999年のWCT初優勝以来2度目の優勝を飾りました。
そのミックは、「こんなコンディションでシェイに勝てて、ホントにストークしてるよ。ここは、地上の天国だ!」とコメント。そして、賞金$US30,000に関しては「それをオーストラリアペソにしたら大金だ!」とジョークを飛ばしてました。
この優勝で、ミックはレイティングで7位にアップ。シェイは3位、CJは5位にそれぞれ上がり、コーリーは2位をキープしています。そして、アンディー・アイアンズは、ラウンド2で敗退しましたが1位を守っています。さて、次のWCTは…ジェフリーズベイで行なわれるビラボンプロ。7/16からウエイティングに入ります。
クイックシルバープロ
1st
マイケル・ロウ(Aus)
25.7-US$30,000
2nd
シェイ・ロペス(USA)
23.05-US$16,000
セミファイナル
(敗者=3位タイ/賞金US$10,000)
SF1:
シェイ・ロペス(USA)
14.25/
CJホブグッド(USA)
11.65
SF2:
マイケル・ロウ(Aus)
25.5/
コーリー・ロペス(USA)
20.1
Men's WCTレイティング/
第4戦後のTop 10
1st
アンディー・アイアンズ(Haw)
3612-points
2nd
コーリー・ロペス(USA)
2988
3rd
シェイ・ロペス(USA)
2928
4th
ルーク・イーガン(Aus)
2724
5th
CJホブグッド(USA)
2688
6th
マーク・オクルーポ(Aus)
2640
7th
マイケル・ロウ(Aus),
ジョエル・パーキンソン(Aus)
2568
9th
カラニ・ロブ(Haw)
2556
10th
サニー・ガルシア(Haw)
2523

