WCTフィジー… ラウンド2へ突入
2002-05-27 更新
フィジーで行なわれているWCT第4戦のクイックシルバープロは、現地5/27もオンとなりラウンド1の残りのヒートが終了。続いてラウンド2のヒート9まで終了しました。この日はタバルアの「レストラン」で開催され、午前中は4-6ftのパーフェクトコンディションだったようですが、その後オンショアの風に乱され大会はオフになりました。そんな中で行なわれたラウンド1の最後2ヒートは、トレント・ムンローとテイラー・ノックスがそれぞれ1位となってラウンド3へアップしました。そして、負けたら終わりのラウンド2がスタート! フィリップ・マクドナルドと対戦したタジ・バロウは、この日の朝が「レストラン」初体験だったにもかかわらず、1本目でいきなり9.4ptのハイスコアをマーク! ベスト3ウェイブのトータルでも24.9ptというスコアでフィリップを撃沈しました。このポイントはかなり浅いリーフブレイクで、タジ曰く「ばかばかしい程浅い。そこら中に岩が出てるところがあるけど、波はホントいいね。」との事。でも、頭ケガしたばかりだというのにこの人ったら…。負けてしまったフィリップですが、ベスト3のトータルは23.25ptで、他のヒートの勝者のスコアをほぼ上回っていました…残念。また、現在レイティング2位のコーリー・ロペスは2タイムワールドチャンプのトム・キャロルと対戦。コーリーは序盤からヒートを優位にすすめたんですが、ラスト10分でトム・キャロルが逆転! 優先権も失い5.41pt以上必要ということでトムが勝利と思いきや、最後の最後に5.75ptをゲットして再逆転! 「自分がグロメッツの頃から尊敬してる。」というトムを破ってこのヒートを物にしました。そして、2000年のワールドチャンプ、サニー・ガルシアはトライアルから上がってきたロブ・マチャドと激突! サニーが9.25をマークすれば、ロブも直後に9.0ptをスコア…という感じに素晴らしいヒートとなりましたが、最後ロブは必要だった7.66pt以上をスコアできずにサニーが勝利しました。トライアルの勝者、フレッド・パタッチアはリチャード・ラベットと対戦しましたが、リッチーにヒートを独占されてここで敗退しました。その他に、欠場者の代理で出場しているトッド・プレステージやマイケル・ロウ、シェーン・パウエルなどがラウンド2を生き残り、キーラン・ペロウ、ネイザン・ヘッジ、パット・オコーネルなどが姿を消しました。では、次の情報まで…。クイックシルバープロ
ラウンド1
H15:
トレント・ムンロー(Aus)15.75/
ファビオ・ゴウベイア(Brz)15.25/グレッグ・エムズリー(SAfr)4.9
H16:
テイラー・ノックス(USA)16.65/
ポール・カニング(SAfr)13.5/ラッセル・ウィンター(UK)12.0
ラウンド2
H1:
コーリー・ロペス(USA)22.4/トム・キャロル(Aus)22.05
H2:
サニー・ガルシア(Haw) 22.4/ロブ・マチャド(USA)19.75
H3:
リチャード・ラベット(Aus)22.3/フレッド・パタッチア(Haw)17.0
H4:
トッド・プレステージ(Aus)22.4/キーラン・ペロウ(Aus)15.75
H5:
タジ・バロウ(Aus)24.9/フィリップ・マクドナルド(Aus)23.25
H6:
ダレン・オラファーティー(Aus)24.4/ネイザン・ヘッジ(Aus)23.6
H7:
シェーン・パウエル(Aus)19.25/マルセロ・ヌネス(Brz)17.25
H8:
マイケル・ロウ(Aus)23.9/ロドリゴ・ドネレス(Brz)20.0
H9:
ルーク・ヒッチングス(Aus)21.5/パット・オコーネル(USA)19.7
今後のラウンド2ヒート
H10:
レナン・ロシャ(Brz)vs.ボー・エマートン(Aus)
H11:
ディーン・モリソン(Aus)vs.ビクター・リバス(Brz)
H12:
リー・ウィンクラー(Aus)vs.パウロ・モウラ(Brz)
H13:
マズ・クィン(NZ)vs.グレッグ・エムズリー(SAfr)
H14:
ジェイク・パターソン(Aus)vs.ポール・カニング(SAfr)
H15:
ネイザン・ウェブスター(Aus)vs.ラッセル・ウィンター(UK)
H16:
ミック・ファニング(Aus)vs.ファビオ・ゴウベイア(Brz)

