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『オニール ワールドカップ』とクオリファイの可能性

2007-12-04 更新
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ノースショアのサンセットビーチで開催中のVANS・トリプルクラウンの第2戦『オニール ワールドカップ』は、波のサイズこそ十分にあるものの、ストーミーコンディションに悩まされています。
スケジュールの進行も遅れていますが、現地時間12月3日の時点でRound of 64が終了し、残り32人に絞られてきました。
ここまで勝ち上がってきた主な選手は、デーン・レイノルズ、クリス・ワード、ビード・ダービッジ、コリー・ロペス、エリドリアン・バカン、ミック・ファニング、ジョシュ・カー、タジ・バロウ、ティアゴ・ピレス、ジョディ・スミス、キーラン・ぺロウ、ジェレミー・フローレス、ブルース・アイアンズ、トム・ウィタカー、サニー・ガルシア、フィリップ・マクドナルド、・ティム・レイズ、ダイヤン・ネイブなど。
また、昨年のこのイベントの覇者ジョエル・パーキンソンを抑えた21歳の若いノースショアローカル、TJ・バロンの活躍が目立っていました。

過去32年間のこのイベントを振り返ってみると、オージーの優勝が15回。続いてハワイアンが14回の優勝を決めています。残る32人の中の14人がオージーということを見ても、サンセットとオージーの相性は良いのかも知れませんね。

なお、この『オニール ワールドカップ』は、今シーズンのWQS最終戦でもあります。6スタープライムで優勝すれば3,000ptが獲得出来るため、クオリファイを賭けて戦っている選手達には非常に重要なイベントです。
そこでASPのWQSマネージャー、アル・ハントがクオリファイの可能性について語っています。
まず、最初にクオリファイの条件を説明すると、WQSの良い成績7戦をトータルポイントとして、15位以内に入ることが必要。但し、15位以内にワールドツアーの方でリクオリファイ可能な選手が含まれている場合は、繰り上げで選ばれることになります。
現在、17位のロイデン・ブライソン(ZAF)と16位のエイドリアーノ ・デ・ スーザ(BRA)がワールドツアーの方でリクオリファイすることを仮定し、最終戦の成績次第でクオリファイ可能な選手は、20位のニック・ムスクロフト、25位のダイヤン・ネイブ、26位のダン・ロスの3人のオージー。特にダンはベストアベレージヒートポイントを獲得しており、絶好調のようです。このイベントでニックは9位、ダイヤンは7位、ダンは5位に入ることが必要。
また、36位のTJ・バロンも優勝すれば一気にジャンプアップしてクオリファイ圏内に入ることになります。

2007年 WQS Top 15
1位 ジョディ・スミス(ZAF)
2位 デーン・レイノルズ(USA)
3位 ジェイ・トンプソン(AUS)
4位 ティアゴ・ピレス(PRT)
5位 アリツ・アーランブールー(EUK)
6位 ベン・ブルジョア(USA)
7位 ジハード・コードル(BRA)
8位 ロドリゴ・ドーネルズ(BRA)
9位 キーラン・ぺロウ(AUS)
10位 ジェレミー・フローレス(FRA)
11位 CJ・ホブグッド(USA)
12位 ロイ・パワーズ(HAW)
13位 エイドリアン・バカン(AUS)
14位 ヘイター・アルベス(BRA)
15位 ミカエル・ピーコン(FRA)

ロドリゴ・ドーネルズ(BRA)、ジェレミー・フローレス(FRA)、CJ・ホブグッド(USA)、エイドリアン・バカン(AUS)、以上の4人の選手はワールドツアーで20位以内に入っており、リクオリファイがほぼ確実。16位と17位は前途の通り、ロイデン・ブライソン(ZAF)とエイドリアーノ ・デ・ スーザ(BRA)が入っているため、18位以下4人の選手が繰り上げられることになります。

photo: ASP Covered Images